好き=仕事
2022-12-11 (Sun)

自分の一番好きなことは、
仕事にしないほうがいいと思っていた。

なぜかというと、
仕事で嫌なことがあったとき、
好きなことも一緒に嫌になってしまうからだ。

そんなふうに考えていた。

意義のない仕事なんてそうそうない。
ないならそれはなくなっていいことだ。

仕事だから、お金になるからと割り切れば、
多少、辛いことでもできる。
仕事でなければ絶対やらないようなことも、
経験できる。知らなかった価値観など発見がある。
勉強になるし、お金がもらえる。

それはそれでよかった。

けど、今は若干好きなことをやっている。

体感的に、仕事してる時間というのは、
私が思った以上に長かったのだ。

たとえ同じように人を喜ばせる、
助けることだったとしても、
それが、自分の好きなことか、
割り切って無の状態でやっているかで、
自分のメンタルが変わってくる。
そもそも毎日出社という習慣が向いてない。
しまいにメンタルブレイクして、
しばらく立ち直れなかった。

なんだか役に立たなそうだけど、
コードいじるなり、素材を作るなり、
絵を描くなり、そういうこと自体が、
嫌いになることはない。

おまじないみたいな文字の羅列で、
図形が現われたり、変化したり、
意図したように動作をするとか、
初歩的な結果が今でもたまらなく面白い。
おまじないの意味がわかっていく感覚も好きだ。

絵を描くことだって、
青に黄色味を重ねたら緑っぽくなる、
みたいなところが、原理はよくわからないけど、
未だに不思議で面白い。

嫌いなこと、苦手なことをやって、
人を喜ばせようとしても、
いまいちな成果しか出せない。
いいときもあるけど、つまらない。
もっというと辛い、苦しい。
愚痴ばかり出る。それでは続かない。

決定的な転機があったわけじゃない。
ただ、あんなに「好き=仕事」を否定してたのに、
なんで結局、やりたいことやってんだろうなあ。

と、立ち止まって考えてみたら、
そういう考えが出てきた。

好きなことで失敗するのが、
怖かったから逃げていたのだろう。

それしかないのに、そこに欠陥がある。
才能がないという事実を突きつけられる。

苦手なことは、苦手だからできなくて仕方ない、
と、言い訳ができる。

でも、興味は作る方へしか向いていなかった。

あれだけ仕事ができないと嘆いていた自分が、
意外と感心されたり、喜ばれたりしている。
まだまだ駆け出しだから、見えてないこともある。

毎日言われなくてもやりたいことが、
自分の本質なのだ。

多少できなくても、つまづいても、
世界で一番の才能じゃなくても、
ただ性に合ってるとは思う。

「気づいたらそれで食ってた」、
みたいな感じには憧れるけど、
私は紆余曲折あった。

今週もどうかご無事で。

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