ほぼ日の學校、というアプリを入れていて、
登録してから1ヶ月が経ち、
無料期間が過ぎてしまいました。
いろんな方を講師に呼んで、
話を聞こうという感じのアプリです。
講義の内容は対談形式だったり、
受講生に語り掛ける内容だったり。
ワークショップみたいな感じだったり。
動画とテキストになっていて、
気になったテキストはタップで保存、
あとで見返したり、そこから動画を再生できたり。
TEDとかより使い勝手がいいです。
普段出会えないような人、話、考え、人生。
いろいろ知ることが出来て充実したアプリですが、
そこまで頻繁に見ていないような気がして、
続けようかどうしようか迷っていました。
が、昨日公開された、
工業デザイナーの山中俊治さんの講義が、
「え、これ追加料金もなしでいいの?680円でいいの???」
っていうぐらい面白くて、解約しなくてよかったです。
『デザイナーの目と手は、なにをしているのだろうか。』
工業デザイナーの山中俊治さんのものの考え方、
自分にとっての絵を描くとはどういうことか、
「正しくて最適で効率的なもの」と、
「こういうのあってもいいんじゃない?」ぐらいのラフな提案との、
バランスとか、機能とは別のデザイナーのファンタジーとか。
保存したところを抜粋すると、
「絵を描くということはある種の観察の方法でもあるし、
世界をわかる方法でもあるんです」
「間違いないですというところに行かせられると、
やっぱり面白くないというか」
デザイナーのファンタジーについての部分は、
人生に置き換えてもそうだなあ、と思ったりしました。
どうすれば幸せになれるか答えがあるなら知りたいし、
一度きりの人生、誰だってよりよく生きたい。
けどそこに最適解はなくて、よく言われるような、
「健康のために規則正しい睡眠と適度な運動、
休息、栄養バランスの良い食事を」、
とかいうのに縛られちゃうと、
なんかもうそのためだけに生きてしまって、
それでいいか?ってなっちゃう。
たまには寝る前にケーキ食べてもいいんじゃない?
ポテチ食べてもいいんじゃない?
ぐらいの悪徳だったら許されていいと思いますし、
「こういう生き方があってもいいんじゃない?」
っていうラフな提案としての人生って、
ありだと思ったんですよね。
機能や合理性だけで完結するんじゃなくて、
余白を作るというか、こうでもいいんじゃない?
ってやってく部分がファンタジーを取り入れる、
ということだと思います。
今日は私、朝ごはんをトーストじゃなくてバナナにしました。
徹底してないモーニングルーティン。
言い訳のようになってしまいましたが、
あんまりガチガチになって生きるのも、
つまんないですからね。
後になって、「あれはダメだったね」と、
笑って言えるぐらいの過ちならしてもいい。
悩んでも自分でした選択なら、
後悔してもきっと納得感があると思います。