ほぼ日の學校
2021-11-24 (Wed)

ほぼ日の學校、というアプリを入れていて、
登録してから1ヶ月が経ち、
無料期間が過ぎてしまいました。

いろんな方を講師に呼んで、
話を聞こうという感じのアプリです。

講義の内容は対談形式だったり、
受講生に語り掛ける内容だったり。
ワークショップみたいな感じだったり。

動画とテキストになっていて、
気になったテキストはタップで保存、
あとで見返したり、そこから動画を再生できたり。
TEDとかより使い勝手がいいです。

普段出会えないような人、話、考え、人生。
いろいろ知ることが出来て充実したアプリですが、
そこまで頻繁に見ていないような気がして、
続けようかどうしようか迷っていました。

が、昨日公開された、
工業デザイナーの山中俊治さんの講義が、
「え、これ追加料金もなしでいいの?680円でいいの???」
っていうぐらい面白くて、解約しなくてよかったです。

『デザイナーの目と手は、なにをしているのだろうか。』

工業デザイナーの山中俊治さんのものの考え方、
自分にとっての絵を描くとはどういうことか、
「正しくて最適で効率的なもの」と、
「こういうのあってもいいんじゃない?」ぐらいのラフな提案との、
バランスとか、機能とは別のデザイナーのファンタジーとか。

保存したところを抜粋すると、

「絵を描くということはある種の観察の方法でもあるし、
世界をわかる方法でもあるんです」

「間違いないですというところに行かせられると、
やっぱり面白くないというか」

デザイナーのファンタジーについての部分は、
人生に置き換えてもそうだなあ、と思ったりしました。

どうすれば幸せになれるか答えがあるなら知りたいし、
一度きりの人生、誰だってよりよく生きたい。

けどそこに最適解はなくて、よく言われるような、
「健康のために規則正しい睡眠と適度な運動、
休息、栄養バランスの良い食事を」、
とかいうのに縛られちゃうと、
なんかもうそのためだけに生きてしまって、
それでいいか?ってなっちゃう。

たまには寝る前にケーキ食べてもいいんじゃない?
ポテチ食べてもいいんじゃない?
ぐらいの悪徳だったら許されていいと思いますし、

「こういう生き方があってもいいんじゃない?」
っていうラフな提案としての人生って、
ありだと思ったんですよね。

機能や合理性だけで完結するんじゃなくて、
余白を作るというか、こうでもいいんじゃない?
ってやってく部分がファンタジーを取り入れる、
ということだと思います。

今日は私、朝ごはんをトーストじゃなくてバナナにしました。

徹底してないモーニングルーティン。
言い訳のようになってしまいましたが、
あんまりガチガチになって生きるのも、
つまんないですからね。

後になって、「あれはダメだったね」と、
笑って言えるぐらいの過ちならしてもいい。

悩んでも自分でした選択なら、
後悔してもきっと納得感があると思います。

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