『金の国 水の国』感想※ネタバレあり
2023-01-31 (Tue)

2016年に「このマンガがすごい!オンナ編1位」受賞、
『金の国 水の国』観に行ってきました。
私はこの話、とても好きです。

原作は読んだことがないのですが、
「貸すから読んで欲しい」ってずっと言われていた漫画。
しかし会うたびに忘れてくるという。
……もう、買うか。1巻で終わりらしいし。

主要人物のサーラとナランバヤル、
どちらも非常に魅力的だし、
ストーリーもロマンチックでした。

壁で隔たれた不仲な国同士の、
諍いに巻き込まれて運命的に出会い、
その行動によって国を動かす二人ですが、
友人が言うには、原作はもっとふわっとしているとか。

映画では国に名前がついていたのですが、
原作はA国とB国。壁もない。
国を隔てる壁と言うとどうしても、
ベルリンの壁を思い出してしまいますが、
原作はそういった示唆的な表現はないそう。

あくまでテーマはサーラとナランバヤルなんだとか。
サーラなんですが、表紙を見ただけで、
よくあるヒロインとは一線を駕す見た目をしていますね。
可愛いんですが、ふくよか。
話の中でも、美女としては描かれていません。
性格がおっとりしていてキュンキュンしました。
ナランバヤルも、イケメンとしては描かれていませんね。
ナランバヤルは、性格は口達者ですが、
捻くれたところはなく、徐々にサーラフィルターがかかり、
めっちゃかっこよく見えます。

映画の方が設定がしっかりしているそうですね。

金の国側は水が不足していて、持って50年。
国王は水の国側を攻めようとしている。
ナランバヤルは左大臣のサラディーンに掛け合って、
水路を建設しようと画策を始めるのですが、
水路を建設するには完成まで50年。
と、えらく体格のいい学者が言うのですが、
ナランバヤルは50年のうちに建設の技術は向上する、
もっと早くできるから大丈夫。

ここで私見なのですが、ナランバヤル、芝居をうったのでは?
というふうに見えました。友人は首をかしげていましたが。
この辺曖昧なのですが、ちょっと、怪しいかったなと。
学者は、建設技術の向上も見越して50年、
と言ったかもしれない。

そして、ナランバヤルが金の国側の兵に命を狙われて逃げる際、
ナランバヤルの台詞に「50年」という単語が出てきて、
焦燥感に駆られる表情をしていたので、
やはり芝居だったのでは?と思ったのです。
憶測の域を出ないのですが。

でも、映画のラストシーンでは、何年後かは不明ですし、
誇張はあるでしょうけど水路はかなり出来ていて、
国同士が仲直りしたことによって早まったのかな?
と想像したりしました。

その辺、もう一度観たいです……。
何度見てもそう見えるとは限らないので。

ライララがいいキャラでした。
かこいい。

猫のオドンチメグと犬のルクマンが、
仲良しでかわいかったです。

今週もどうかご無事で。

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