ほぼ日の糸井重里さんなどが今、
慎重に、言葉を選びながら、悲しい気持ちで、
文字を紡いでいるのがわかる。
多くの人が、憂いていて、戸惑っていて、
考えたりしゃべったりしている。
表現する人が、姿やかたちを与える、
「時代の空気」が、重くなっている。
でも、希望を忘れないでと。
憂いていることは今の悲劇だけじゃない。
戦争が終わった後も、きっとつらい。
日本もこれを機に変わるだろう。
核についての考え方がシフトしている。
村上春樹さんの、「ねじまき鳥クロニクル」
という小説の中に、「戦争がなくなっても、
この世界から悲しみはなくならない」、
などという台詞があったのを思い出した。
教科書に、またひとつ簡潔に、
この時の悲劇が記されることだろう。
「2022年2月24日、ロシアがウクライナに侵攻」。
今、たくさんの人が悲しんで、怒っている。
笑ったり、喜んだり楽しんだりすることを、
誰もが失わないように、私は平和を願う。